インドネシアンな日々 in Japan

ムスリム × クリスチャンの異教徒夫婦

シェンゲンビザ取れた!

もうすぐ結婚してから3回目の年末年始。過去2回の年末年始は本当に暇だった私たち。なぜなら帰る実家がないから。夫の実家はもちろんインドネシアだし、私の両親は転勤でヨーロッパに住んでいるという…。

 

本当は実家でゴロゴロしたいのに、それが叶わないし夫がどこかでカウントダウンしたいとか言うから1年目は六本木のハードロックカフェでYMCAを踊ったりもしたんだけど、私本当はそういうタイプじゃないし、なんなら夫もさほど盛り上がってなかった(゜レ゜)で、去年も年越そばを食べに行ったり、カウントダウンに行ったりとかしたんだけど、やっぱり私が望んでるのはただ実家に帰ることなんだ。

 

それで今年はどうしようね〜なんて言ってたときに、お母さんから今度の年末年始はローマで過ごすけど来ないか?と連絡があった。年末年始のヨーロッパとか絶対高いし無理だなーと思いながらも航空券を検索。安いのあった。弾丸かつモスクワ経由だけど1人15万円。まぁ、普通に高いんだけど、年末年始ということを考慮すれば安い。大好きなイタリアに行けて、ホテル代は親持ちで、きっと現地の食事代も親持ちで(勝手な期待w)、両親にも犬たちにも会えて、旦那と私の妹と3人で行ける、、絶対楽しいやつじゃーん!てわけで予約した(*´ω`*)

 

日本人ならこれで準備完了いえーい!って感じなんだけど、いかんせん夫はインドネシア人。ビザなしでヨーロッパには行けないのだ。新婚旅行の時もやったけど、シェンゲンビザを取らなければいけない。イタリア大使館のウェブで必要書類を確認。過去6ヶ月分の通帳の履歴を出して十分な貯蓄があることを証明しなきゃいけないのだけど、認められているのは日本の銀行の日本円の口座のみ。夫名義のまとまったお金はインドネシアのBCAにしかない。日本の給料振込口座にも多少はお金入ってるけどちょっと心許ない感じ。

 

というわけで、私が保証人になることに。しかし保証人を立てる場合は、保証人の実印が押された保証書が必要で、さらに印鑑証明書を提出しなければならない。イタリアに印鑑登録なんて文化ないだろうがーーーー!って言いたい気持ちを抑えて初めて印鑑登録ってやつをした。保証書のフォーマットは準備されてなさそうだったから、適当に自分で書いた。内容は私がすべての経済的支援をしますみたいな。こういう時英語が得意で良かったって思う(´-`)

 

他にもEチケットとか保険証書とか住民票とか日程表とか在職証明書とか、、必要な書類がたくさんあるのだけど、なんとか全部揃えて、オンラインで予約を取って申請に行った。申請料は60ユーロに相当する日本円を現金で渡す。お釣りのないようにご準備くださいって書いてあったから、レート分からないのにどうやって?って思いながらも行った。ありがちだけど、スタッフ(日本人)の対応がすっごい怖くて笑っちゃいそうになるくらい感じ悪かった\(^o^)/でも手早かった。そして申請料7,900円と言われて恐る恐る8,000円出したら当然のようにお釣りくれた。なんだよ〜〜

 

そして2週間後に夫が1人でパスポートをピックアップに。無事にビザおりてた。これで年末年始はローマに行けそうだ(*´ω`*) 新婚旅行のとき、ドイツの空港のイミグレで書類見せろって言われてドキドキした経験があるから、今度はビザ申請に使った書類のコピー全部持って行こう。

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