インドネシアンな日々 in Japan

ムスリム × クリスチャンの異教徒夫婦

Affidavit(二重国籍証明書)の申請


さて、子のパスポート取得と大使館への出生届まで終わりました。
次はAffidavitです!ここまでやれば日本国内でやるべき手続きは終わりのはず。

パスポート申請の話はこちら

miko-3535.hatenablog.com

 

インドネシア大使館への出生届の話はこちら

miko-3535.hatenablog.com

 


Affidavitとは何なのか

たまにSNSインドネシア界隈で見かけるAffidavit(アフィダビット?アフィダフィット?)とは何なのか。これは二重国籍証明書のことらしいです。Affidavitという言葉そのものの意味は「宣誓供述書」。私が持ってる辞書には載ってなかったけど。でも英語でも同じスペルで存在してる言葉でした。英検1級持ってても知りませんでしたが。

大使館から出生証明書が送られてきた時に添付されてた書面にはSurat Keterangan Dwi Kewarganegaraan / Affidavit anakと書かれてました。

日本のパスポートとAffidavitを持っていれば両国をビザなしで行き来できるそうです。

 

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Affidavitは必要なのか?

とりあえずインドネシアに行く予定がなければいらなそう。てかAffidavit作らなくてもインドネシアのパスポート作れば良いのでは?とか疑問がたくさんで大使館に電話で問い合わせたんだけど、電話に出た方もよく分からないようではっきりした答えをもらえませんでしたw 大使館の人が分からなかったら誰が分かるんだ…。

日本のパスポートは出生届に必要だから全員作るとして、それに加えて 1.Affidavitだけを作る、2.インドネシアのパスポートだけを作る、3. Affidavitとインドネシアのパスポート両方を作るという3択がありそう。

X(ツイッター)で経験者の方々に聞いたみたところ、日本のパスポート+ Affidavitという組み合わせにしてる人が一番多そうでした。でも中にはインドネシアのパスポートもあった方が出入国がスムーズと思いAffidavitに加えてパスポートも作ったという人もいれば、両国のパスポートを持ってるのでAffidavitは不要でしたなんて人も。

謎は深まるばかり。まぁ、日本のパスポートの強さを考えたらインドネシアのパスポートが必要になる場面って基本的にはないはずなのでとりあえずAffidavitだけでいいかなと今のところ思ってます。

Affidavit作成の必要書類

出生届を出すと出生証明書が送られてきて、そこにAffidavitの案内が入ってました。その案内に書いてあった必要書類は以下のとおり。

1. Fotokopi Akta Kelahiran anak dari Catatan Sipil / Surat Bukti Pencatatan Kelahiran dari konsuler KBRI / KIRI
 インドネシアの出生証明書 / インドネシア大使館もしくは領事館作成の出生証明書

2. Fotokopi Akta Perkawinan / Buku Nikah atau Akte Percerainan Orang tua dari Indonesia / KBRI / KIRI
 婚姻証明書 / Buku Nikah / 離婚証明書

3. Forokopi paspor asing anak
  子供の外国籍のパスポートのコピー

4. Pasfoto anak terbaru yang berwarna ukuran 3cm x 4cm 4 lembar
 カラー証明写真4枚

5. Fotokopi paspor kedua Orang tua yang masih berlaku
 有効な両親の旅券コピー

6. Fotokopi Zairyu Card yang masih berlaku bagian depan dan belakang
 有効な在留カードコピー

7. Biaya ¥3,800 kirim dengan Genkinkakitome
 申請料金3800円別途現金書留にて郵送

8. Letter Pack merah ¥520 untuk mengirimkan Affidaffit yang sudah jadi
 返信用レターパック

これね、お気づきの人もいると思うけど出生届に必要な書類とダダ被りなんですよ。
なんで同時に申請させてくれないのかね。注意点としては、写真のサイズがパスポートとは違うってことと、返信用のレターパックインドネシア語の説明だと赤いやつと書いてあるので青い方(レターパックライト)だとダメかもしれないってこと。

申請料は別途送るって書いてあるけど、私は大きな封筒に書類と現金を入れて一緒に現金書留として送りました。一緒に送ることで安くなるのかどうかは知りませんw

現金書留なんて普段送ることないから知らなかったけどハンコを持って行った方が良かったみたいです。手書きのサインでも大丈夫だったけど。

上記の他に申込書も必要になります。申込書は出生証明書と一緒に送られてきてました。あと出生証明書のコピーも送ってくれてたので、それをそのまま使いました。原本を送らないように要注意です。

大使館のサイトにも必要書類の記載はありました。

kemlu.go.id

 

所要日数

通常は1週間程度だそうです。クリスマスを挟んだけど、書類が大使館に届いてから9日後には発送してもらえました。

送られてくるもの

・A5サイズの証明書
・半端なサイズの証明書(青い厚紙)
・領収書

証明書には本人の名前やパスポート情報に加えて、両親の名前と国籍も書いてありました。また、この証明書はパスポートの期限まで有効である旨の説明が書いてあります。

厚紙の方には顔写真も貼られてます。この厚紙が持ち歩き用なんだろうけど、厚紙と言っても薄めだしサイズもB7よりもちょっと大きくてA6よりもちょっと小さい半端なサイズで管理しづらい。

こういうケースに入れておくのが良いかな。


ネット上にはちゃんとしたプラスチックのカード型の証明書をもらってる人もいるっぽいんだけど、それは本国で取得した人なのかな?羨ましいw

何はともあれ無事に必要な手続きは全部終わりました。初めての渡航はいつになるかな。