インドネシアンな日々 in Japan

ムスリム × クリスチャンの異教徒夫婦

いつか母国語で話したい

一時帰国から戻ってからすっかり元気をなくした夫。どんだけ日本の生活が好きじゃないんだ…。なんだかかわいそうで、もうバリに引越しちゃう?とか聞くと「いや、まだダメだ。今行ってもダメだ!」って。もう少し日本で頑張る予定。
 
夫の日本語力を伸ばすためにJapanese Dayを設けようと話していた私たち。何度か試みたけど続かない。私の言ってることが分からないと夫はスルーするか分かったふりするんだもん!(´Д`;)
 
そうなっちゃうのも分かるんだけどね。私は子供の頃に親の仕事の都合でアメリカの現地校に通ってたことがある。言葉が通じない世界で生活してると、分かったふりをせざるを得なくなってくるんだよね。分からないことを全部聞いてたら話全く進まないし、聞いたところで結局分からないなんてこともよくあるからね。日本に帰国してからも分かってないのに分かったふりする癖が抜けなくて、分からないことを素直に分からないと言えない時期がしばらくあった/(^o^)\
 
きっと夫も同じなんだと思う。それでも久しぶりに会う人には必ず「日本語上手になったねー!」って言ってもらえるから少しずつ伸びてはいるんだね。
 
というわけで私たちの会話は今も英語のまま。日本語とインドネシア語をちょっと混ぜながらのぐちゃぐちゃな会話。この間、食事中にフォークを床に落とした夫が belum lima menitと言いながら拾ってそのまま食べ始めた。直訳すれば「まだ5分経ってない。」こ、これは3秒ルールならぬ5分ルールなのか(・∀・) 5分って長すぎる!笑
 
こんな感じでちょっとした一言からお互いの言葉や文化を学べるから、ちょっとずつ日本語を取り入れる頻度を増やしていこう。
 
私の中での最終的な理想形は、お互いが母国語で話すこと。私は日本語で話して夫はインドネシア語で話す。それが一番微妙なニュアンスまで完全に分かり合える方法だと思うから。私もインドネシア語頑張らないと。