インドネシアンな日々 in Japan

ムスリム × クリスチャンの異教徒夫婦

東京人は冷たくて英語が通じないのか

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1年くらい前だったかな、都内の駅構内でエジプト人に英語で出口の場所を聞かれて、英語で答えつつ、ちょうど自分が行く方向と一緒だったから案内した。

あなたはどこ出身なの?
日本人なのに英語喋れるの珍しいね!

と歩きながら言われた(゜レ゜)
日本人=英語が話せないというイメージ悲しい…。

そんなネガティブなイメージを払拭すべく私がずっと続けているのは「日本人は英語喋れない」「東京人は冷たい」のイメージを覆そうキャンペーン( ・`ω・´)キリッ

ここ10年以上少なくても年1回は海外に行ってる私が思うのは異国の地で親切にされるのって本当に嬉しくて、いつまでも記憶に残る。その1人の優しさでその国全体のイメージが良くなったりする。これ本当。

なので改札通れなくて困ってる外国人がいたら積極的に声をかけるし、道を聞かれて場所が分からなかったとしてもグーグルマップで調べて教えてあげる。

そんなキャンペーン中の今日、通勤中に会社の近くのコンビニに寄った。朝ごはん食べる時間がなかったからおやつ食べないと取引先の人との打ち合わせ中にお腹なっちゃうな〜なんて思いつつ。そしたらレジで一生懸命何かを説明している中国人っぽい女の子が。いつもお店にいる外国人の女の子の店員さん2人がすごい困惑した顔で対応中。

共通言語が日本語しかない彼女たち。とにかくすごい困惑してる。とりあえず隣のレジで会計する私。聞こえてくる会話の内容によっては私が助けられるかなーなんて思ってたら店員さんの方から私に「助けてくれます?」と言ってきた。

中国人風の女の子は日本語がほぼ喋れず、英語も通じない。でも彼女が言いたいことは、持っているものやジェスチャーで分かる。クレジットカードと空っぽのSuicaを持っていて、現金はない。バスと電車で家に帰りたいのでSuicaにチャージしたい、ということだった。

でもクレジットでSuicaのチャージはできないから店員さん困っているという状態。え、なぜ私にパスしてきたのこの店員さん\(^o^)/日本人なら中国語も話せるだろうとか思ったのかなー笑。ちなみに店員さんたちはネパール人。

言葉の通じない世界で若い女の子が1人、家に帰る方法が分からないとか心細いよね、と思って私はどこまで帰るの?と聞いた。なかなか通じなかったけど最終的には通じて路線検索した結果の画面を見せてくれて、600円くらいで帰れる場所だった。

じゃあ、これあげるよって1,000円札出したらめちゃくちゃ恐縮して受け取ってくれない…。大丈夫、大丈夫、いいよって言っても一向に手を出さない。そして少し考えた彼女は私はクレジットがあるから、あなたのショッピングを私に払わせてと言ってきた。なるほどね。でも私もう会計終わってるし、別にそんな必要ないわと思って大丈夫!と言って1,000円を無理やり渡した。

コンビニでそんな時間かかると思ってなかったから取引先の人もう来ちゃうんじゃないかと思ってちょっと焦ってたのよね(;・ω・)でもすごい感謝されて、店員さんにもお礼言われて良い気分だった。優しい日本人がいたって記憶が彼女の中に残るといいな〜〜

そして無事に帰れてるといいな。