インドネシアンな日々 in Japan

ムスリム × クリスチャンの異教徒夫婦

先の見えない国際結婚

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国際結婚したと言うと「すごい」とか「いいなー」とか言われがちで質問攻めに合うことが多いんだけど、実際は楽しいことと同じくらい大変なことや心配なこともある。

まず、先が見えない。この先ずっと日本に暮らすのか、相手の国に移住するのか。私たちはお金が貯まって準備が整ったらインドネシアに移住しようということになっている。でもそれがいつなのかは分かってないし、インドネシアのどこに移住したいのかも決まってない。最初の頃はバリに移住したいとか言ってたけど、最近ではジャカルタとかに移住して私は日系の会社で働いた方が安定するのではって思ったり。幸いにも(?)夫は家族との同居などはしたくない派なので、夫の実家周辺に住まなきゃいけないということはない。そう言う意味では選択肢はいくらでもある。

そんな感じだから新しい冷蔵庫や洗濯機が欲しいと思っても、いつまで日本にいるのか分からないしな〜とか思って何も決められない(;・ω・) 乾燥機付きの洗濯機欲しいよう…。

そして、そのうちインドネシアに移住するだろうと思ってても、なんだかんだで日本に住み続ける可能性とか、移住したとしても離婚や死別や親の介護などで日本に帰ってくる可能性とかも考えたりして、もう何をどうしておくのが良いのか迷う。

そんなこんなで迷いながらも、話題のiDeCo(イデコ)に加入してみた。イデコとは、簡単に言ってしまえば税制優遇などのメリットがある制度で、毎月一定額を貯めたり投資したりして老後に備えるための仕組み。私が勤めてる会社が支援してくれることになったので、この機会に加入することに。しかし、うちは夫婦で財布を1つにしてるので、夫にも理解してもらった上で入る必要がある。

というわけでイデコのメリットを夫に英語でプレゼンする私。私もそこまでイデコのこと分かってないというのに( ^ω^ ) まず、長寿国出身じゃない人からしたら60歳まで引き出せないとか理解しがたいよね。案の定、「また日本人はそうやって先のことばかり心配するんだから〜」という反応だった。メリットを説明してもなかなか夫はいい顔しなかったんだけど、ただの貯金じゃなくて投資ってことと今払ってる税金が少し減るってことを強調してOKしてもらった。リスクを負いたくなければ貯金するだけでも良いらしいんだけど、それだと本当にただの貯金だからね。でも夫が一番納得したポイントは私が60歳になる前に死んだ場合は、そのお金は夫に入るってとこだったかも。心配するのそこかよ/(^o^)\

インドネシアに移住した後もイデコ続けたいけど、そのためには日本の口座にある程度お金を入れておくなり定期的に送金するなりしないとだよね。けど今はいつ移住するかも分かっていないので、そういうことはその時考えようと思う。あんまり先のことまで心配してたら国際結婚なんてしてられませんからね(`・ω・´)

先行き不透明ながらも将来に備えつつ今を楽しむ。そんなスタイルで行こうと思います。