インドネシアンな日々 in Japan

ムスリム × クリスチャンの異教徒夫婦

日本語学校に通い始めました

あっというまに新年度。まさか2年連続でコロナ禍の春を迎えるなんて誰が想像したでしょうか。

さて、この春から夫が日本語学校に通い始めました。本当は去年の春にスタートする予定がコロナで大幅に延期になりタイミングを逃していました。これは私の選択ミスもあって、もともと行こうとしてた学校がとても小さな学校だったから。今回行くことにした学校は規模がかなり大きいので、こんな状況でも生徒がちゃんと集まってて授業をやっているのです。去年も普通にやってたらしい。

本当は来日当初から学校に通えれば一番良かったんだけど、日本語学校ってどこも週5で授業があって学費は1ヶ月あたり6万円くらいのところが多い。学校に行ってる間はそんなに働けないから経済的な余裕がないと無理なわけ。

なのでうちは最初は区がやってる無料の日本語学校に通ってそこでひらがなやカタカナはマスターしたんだけど、夫がとにかく早く働き始めたいという気持ちが強くて途中でドロップアウトしてしまっていた。その頃は私の給料もだいぶ少なかったしね…。

日本で5年間過ごしてみて分かったのは、やっぱりただ生活してるだけで日本語が喋れるようにはならず、読み書きなんてほぼできないまま。この先のことを考えたらやっぱり一度ちゃんと日本語力をつける必要があるという結論になった。私がこの5年間、順調に昇級・昇格を繰り返せたこともあり、夫にはしばらく勉強に専念してもらえる環境を作ることができたってのも大きい。

コロナで夫の収入が激減してたのもあり、そんな状況ならこの期間を使って一気に日本語を習得しちゃうのも良いなって思いました。今回通うことになった学校は、Webから問い合わせをしたら、ぜひ見学にいらしてくださいと言ってくれて、夫と一緒に行って学校を案内してもらった。担当してくれた方がたまにインドネシアにもリクルーティングに行かれてるという方で夫にインドネシア語で自己紹介してくれて超好印象で掴みバッチリって感じだったw

学校の雰囲気も良さそうで、規模が大きいだけあってレベル別・目的別に細かくクラスが分けられてるもの良いと思った。クラスの名簿が壁に貼られてたんだけど、一番上のクラスはほぼ全員中国の方だった。そのクラスの生徒さんたちは日本の有名私大への合格が決まってると説明を受けた。すごい…!

留学生は今でも中国の方が断トツで多いそうで、コントロールしなければ生徒の半数くらいは中国出身になるらしい。その学校は割合のコントロールをしてるので、中国の方が一番多いけど他の学校に比べたらあらゆる国から生徒を受け入れてるらしい。インドネシア出身の人も増えてきてるとか。学校のWebサイトに生徒の出身国とその割合が公表されてる場合が多いので、そこは要チェックだと思います。漢字を使う国の人と一緒に勉強するのは差がありすぎて難しいらしいので。

入学前にクラス分けテストがありました。夫は日本語できないとはいえ5年間日本人に混じって働いてきたわけだから、留学のために初めて日本に来た人たちと比べたらかなり喋れる。なので、テスト前に先生にN3のクラスでいいんじゃないかしら?と言われたらしい。夫は自分がそんなレベルじゃないの分かってるから全否定。テストを受けてみたらN5(一番ベーシックなクラス)に決まりました (゜レ゜)

一番の懸念は夫がどこまで続けられるのかということ。とにかく自分に甘い人で(他人にも甘いけど)、わりとすぐ諦めがちな性格だから。

あなたが日本語を習得するチャンスはこれが本当に最後だよ、これでダメだったらもう無理だよ。これは未来への時間とお金の投資だからね?と何度も夫をマインドコントロールしようとする私w 今のところ毎日宿題ちゃんとやってるし、まだたったの2週間ちょっとだけどすごい伸び!最初のテストはクラスで2位だったらしい。このまま頑張れるといいなー。

私にできることは夫を褒めて伸ばして、宿題ちゃんとやってるかチェックして、モチベーションを保たせ続けること。お母さんかよw

今回うっかり忘れそうになってたこと。それは夫の保険や年金。仕事を一時的にやめたので私の扶養に入れられるということをすっかり忘れていた。なぜか急に思い出したので会社に申請した。保険も年金も高いからこれで全然違うよね。私の税金も減るし会社から配偶者手当ももらえるし。配偶者の収入が激減してる方は要チェックですよ!